2007年07月21日

不定期連載・山羊さんの映画品評その4

第4回『ミュンヘン』
1972年のミュンヘンオリンピック中に起きた、ユダヤ人選手殺害事件とその犯人を追う組織の殺し屋達の追跡劇を描いた実話。
監督はスピルバーグだけに、ユダヤ人に対する思い入れたっぷりに書かれています。
その中でも、スピルバーグが最も訴えたかったことは、
『何のために人を殺すのか?標的が例え憎いテロリストであっても、殺しても憎しみは消えない。また新たなテロリストを生み出すだけ』
という殺人による不の連載。武力でもって武力を制しようとしても、それには終わりがないということです。
…日本がどれだけ平和かということを、改めて思い知らされる作品ですm(_ _)m




Posted by ヤギシリン。 at 23:26│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。